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小陰唇縮小を妊娠前・妊活前に受けるタイミングと注意点|池袋の美容外科・美容皮膚科|エーアイクリニック(AI clinic)

小陰唇縮小を妊娠前・妊活前に受けるタイミングと注意点

共同監修:尾崎 宥文(AI Beauty Clinic 院長 / 美容外科医)・田中 里佳(AI Beauty Clinic 医師 / 美容外科医)

尾崎 宥文:京都大学医学部医学科卒業。日本赤十字社医療センター、東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンターを経て、AI Beauty Clinic 院長に就任。美容外科・美容皮膚科を専門とする。

田中 里佳:滋賀医科大学医学部卒業。練馬総合病院、慶應義塾大学病院 形成外科を経て美容医療に従事。AI Beauty Clinic 医師。美容外科・美容皮膚科を専門とする。


妊娠前に小陰唇縮小を受けることは可能です。ただし、妊娠中は手術をお受けできません。妊活を本格的に始める予定がある方は、術後の傷が落ち着く目安である「約3ヶ月」を参考に、担当医とご相談いただくと良いでしょう。産後に受ける選択肢も同様に有効です。この記事では、ライフプランを担当医と一緒に整理していただくための情報を、正確かつ中立にお伝えします。


妊娠前に小陰唇縮小を受けることはできますか

妊娠前であれば、小陰唇縮小(しょういんしん しゅくしょう:小陰唇のサイズや形を整える手術)を受けることができます。また、手術が将来の妊娠・出産の妨げになるという医学的根拠はありません。

手術の対象部位について

小陰唇縮小は、外性器(がいせいき)の一部である小陰唇のみを対象とした手術です。子宮・卵巣・膣(ちつ)の内部には術野(じゅつや:手術で操作する範囲)が及びません。そのため、卵巣機能や排卵、受精能力に影響を与える構造的な変化は生じません。

ただし、手術は身体への処置を伴います。術後の経過や回復には個人差があります。「手術後も問題なく妊娠・出産できるか」という点について、より詳しくお知りになりたい場合は、担当医にお気軽にお尋ねください。

妊娠前に受けるか、産後に受けるか

「今(妊娠前)に受けるべきか、産後まで待つべきか」——この判断は、どちらが正解というものではありません。

  • 妊娠前に受けるメリット・デメリット
  • 産後に受けるメリット・デメリット

いずれにも一長一短があります。この点は後の章で中立的に整理しています。まずはご自身のライフプランを担当医にお伝えいただき、ご一緒に時期を検討されることをおすすめします。


妊娠中に小陰唇縮小を受けられない医学的な理由

当院では、妊娠中のお手術はお受けしていません。 これは安全上の方針です。医学的な背景として、以下の4つの理由が挙げられます。

理由1:骨盤周囲の血流増加による出血リスク

妊娠中は胎盤(たいばん:子宮内で胎児に栄養を届ける組織)を維持するため、骨盤周囲の血流量が大幅に増加します。外性器もこの影響を受けるため、手術時の出血量が通常より多くなる傾向があります。止血の難度が上がり、術後のリスク管理も複雑になります。

理由2:ホルモン変化による組織の腫脹

妊娠中は女性ホルモンの急激な変化により、外陰部を含む組織全体が腫脹(しゅちょう:むくみ・膨らみ)しやすくなります。このため、手術範囲を正確に評価することが困難になり、術後の仕上がりの予測も難しくなります。

理由3:選択的手術への麻酔の適用について

小陰唇縮小には局所麻酔薬が使用されます。局所麻酔薬の一種であるリドカインについては、通常量での催奇形性(さいきけいせい:胎児の形成に影響を与える性質)を証明する研究は現時点で示されていません。しかし、日本麻酔科学会の見解では、妊娠中の選択的手術(緊急ではなく計画的に行う手術)は原則として避けることが推奨されています。英語圏の産婦人科文献においても、妊娠中の外性器への外科的介入は慎重に取り扱うべきとされています。当院では、この推奨に従い、妊娠中の選択的手術はお受けしていません。

理由4:創傷治癒(傷の回復)への影響

妊娠中は免疫機能や組織の状態が通常時と異なります。術後の傷の回復経過が、妊娠していない状態とは異なる経過をたどる可能性があります。


これらの理由から、妊娠が判明した後に手術をご検討の方は、まず担当医にご連絡ください。「妊娠中に受けられないなら、受けるタイミングはいつがよいのか」という疑問については、次の章で詳しくご説明します。


妊活前に受けるなら「いつ」が目安か――逆算スケジュールの考え方

妊活を本格的に始めるご予定がある方は、妊活開始の3ヶ月以上前にカウンセリングを受けることが多いです。この目安の根拠を、術後経過の流れからご説明します。

「3ヶ月」という目安の医学的な背景

外科手術後の傷は、段階的に回復していきます。形成外科・外科手術に関する一般的な知見では、術後の傷が組織として安定するまでの目安は約3ヶ月とされています。具体的には次の3段階を経ます。

  1. 傷の安定:縫合部分の強度が回復する
  2. 瘢痕軟化(はんこんなんか:傷あとが柔らかくなること):術後1〜3ヶ月かけて傷あとが平坦・柔軟になる
  3. 組織回復:周辺組織の状態が術前に近い形に落ち着く

この期間を過ぎると、傷の状態は概ね安定します。妊活においては、この傷の安定を確認した上でスタートできることが、一つの目安となっています。

妊活への直接的な関係:性行為の再開時期

妊活に直接関係する点として、性行為の再開目安は術後約1ヶ月です(個人差があります)。術後1ヶ月で性行為が可能になる一方、傷の完全な安定には約3ヶ月かかることが多いため、「術後1ヶ月で妊活を再開できるが、より余裕を持つなら3ヶ月後」という考え方が目安となります。

詳しい術後の性行為再開時期については、術後の性行為再開時期の詳細をご参照ください。

妊活開始を目標にした術後経過の目安(表)

時期 イベント・目安
術直後〜1週間 ダウンタイム(腫脹・違和感)。安静推奨
術後1〜2週間 日常生活復帰の目安(仕事・軽い運動)
術後約1ヶ月 性行為の再開目安(個人差あり)
術後約3ヶ月 創傷安定の目安。妊活開始の目標設定ラインの参考に(個人差あり)

個人差があります。担当医の指示を優先してください。

ダウンタイムの詳細については、ダウンタイムの詳細はこちらをご参照ください。

月経周期との調整について

手術日は月経後の時期をおすすめする場合が多いです。理由は2点あります。

  • 出血の評価がしやすい(月経中の出血と術後の出血が混在しない)
  • 術後の回復期間として、次の月経まで時間的余裕が生まれる

月経直後から排卵前の時期が、手術日として選ばれることが多いです。詳細は担当医にご確認ください。

3ヶ月前でなければいけない、というわけではありません

「3ヶ月」はあくまで目安です。傷の安定の速度や回復経過は個人差があります。また、産後に改めて受ける選択肢も同様に有効です(詳しくは後の章でご説明します)。焦らず、ご自身のライフプランを担当医と一緒に整理していただくことが大切です。

カウンセリングから手術・術後回復までの流れ(概要)

手術までの一般的な流れは以下の通りです。

  1. カウンセリング予約:LINEまたは対面で事前相談も可能です
  2. 診察・手術日決定:状態を確認し、手術日を調整します
  3. 手術(局所麻酔・日帰り):所要時間は担当医にご確認ください
  4. 術後フォロー:経過確認の受診があります

「いつカウンセリングを受ければ間に合うか」を逆算する際の参考にしてください。手術の詳細については、小陰唇縮小の基礎知識はこちらをご参照ください。


妊活のご予定がある方は、担当医にライフプランをお伝えいただきながらご相談ください。焦らず、ご自身のペースで判断いただければと思います。

女性医師(田中里佳医師)の指名も承ります。
対面カウンセリングまたはLINE相談にて受け付けています。オンラインカウンセリングは実施していません。


不妊治療中の方へ――基本的にお受けいただけます

不妊治療中の方も、小陰唇縮小は基本的にお受けいただけます。 ただし、安全な施術と回復のため、カウンセリング時に「不妊治療中である旨」と「現在の治療フェーズ(採卵前/移植周期中/休薬期間中など)」を必ず担当医にお伝えください。

なぜ事前申告が必要か

不妊治療では、排卵を促すためのホルモン投与や、胚(はい:受精卵)移植のための黄体ホルモン(おうたいほるもん:着床を助けるホルモン)補充が行われます。担当医が事前に治療状況を把握することで、以下の点を安全に調整できます。

  • 処方薬・麻酔との相互作用の確認:不妊治療中に服用している薬と、手術時に使用する薬との相互作用(そうごさよう:薬と薬が影響し合うこと)を事前に確認できます
  • スケジュール調整:ダウンタイム中に採卵・移植が重ならないよう、施術日を調整できます
  • 創傷治癒(傷の回復)への配慮:ホルモン環境の変化が組織状態に影響する場合があるため、治療フェーズを踏まえた術後ケアの提案が可能になります

術後約1ヶ月は性行為を休止していただきます

妊活を進める上で最も重要な注意点として、術後約1ヶ月は性行為の休止が必要です。採精(さいせい)や胚移植のスケジュールとこの期間が重ならないよう、事前にご確認ください。妊活スケジュールが具体的に決まっている方は、カウンセリング時に担当医に必ずお伝えください。


不妊治療中の方へのご案内
不妊治療中でも小陰唇縮小は基本的にお受けいただけます。ただし、安全な施術と適切なスケジュール調整のため、必ず事前申告をお願いします。また、術後約1ヶ月は挿入を伴う性行為の休止が必要となります。ご不明な点は不妊治療の主治医と当院担当医の両方にご相談ください。


妊娠前 vs 産後――どちらのタイミングで受けるか

妊娠前と産後、どちらで手術を受けるかに「絶対的な正解」はありません。それぞれにメリットとデメリットがあり、最終的な判断はご自身の状況と担当医との相談によって決まります。

出産によって小陰唇の形が変化するケースがあります

まず知っておいていただきたい点として、出産(とくに経膣分娩:けいちつぶんべん)によって、小陰唇の形が変化するケースがあります。これは「必ず変わる」ということではありません。変化の程度は個人によって大きく異なります。

変化の背景としては、次のような要因が考えられています。

  • 分娩時の骨盤周囲への圧力と組織の伸展(しんてん:引き伸ばされること)
  • 妊娠・産後のホルモン変化による組織への影響

英語圏では複数の形成外科医が、「産後に形が変化する可能性を考慮して、産後を推奨する場合がある」と説明しています。一方で、変化が軽微なケースも多く、一律に産後まで待つことが必ずしも最善ではありません。

妊娠前 vs 産後:メリット・デメリット比較

タイミング メリット デメリット
妊娠前 育児前で回復に専念しやすい場合がある。妊娠前からの不快感を解消できる 産後に形が変化した場合、再相談が必要になる可能性がある
産後 身体変化が落ち着いた状態で手術できる。産後の変化も含めて対処できる 育児中のダウンタイム管理が必要。身体の回復状況によって手術時期が限られる

費用については料金ページをご確認ください。

「産後まで待つ」選択肢も十分あり得ます

上記の比較からわかるように、産後に受ける選択肢は十分に有効です。一方で、妊娠前に受けることが適している方もいらっしゃいます。どちらが「正解」かは、ご自身のライフプラン・身体の状況・術後の変化への考え方によって異なります。

担当医とのカウンセリングで、あなたの状況に合ったタイミングをご一緒に検討しましょう。産後に受ける場合の詳細については、産後に小陰唇縮小を受ける場合はこちらをご参照ください。

育児中の方の回復スケジュールはこちら


妊娠が判明した場合の対応

手術後に予期せず妊娠が判明した場合も、まず当院担当医にご報告ください。状況を確認した上で、適切なご案内をいたします。

術後3ヶ月以降に妊娠が判明した場合

傷が概ね安定した時期に妊娠が判明した場合は、一般的に通常の妊娠経過をたどることが多いとされています。

この「術後3ヶ月以降から妊活をスタートする」という考え方は、上の章でご説明した逆算スケジュールの根拠にもなっています。

術後間もない時期に妊娠が判明した場合

傷が安定していない段階で妊娠が判明した場合は、当院担当医と産婦人科医の両方に早めにご報告ください。傷の状態と妊娠経過の両方を、それぞれの専門医が確認することが大切です。自己判断で経過を見守ることは避け、まずご連絡いただけますようお願いします。


当院での受診の流れと女性医師指名について

デリケートな部位のご相談は、医師への伝えにくさを感じる方も多いと思います。当院では、受診の心理的ハードルを下げるために、いくつかの体制を整えています。

女性医師の指名が可能です

当院では、田中里佳医師(AI Beauty Clinic 医師 / 美容外科医・慶應義塾大学病院 形成外科を経て美容医療に従事)の指名が可能です。妊活中・不妊治療中のデリケートな状況についても、担当医にそのままお伝えいただければ、ライフプランを踏まえた上でご説明します。

オンラインカウンセリングは実施していません

婦人科形成の施術については、オンラインカウンセリングは実施していません。対面でのカウンセリング、またはLINEでの事前のご相談を受け付けています。「来院前にまず聞いてみたい」という方は、LINEからお気軽にご連絡ください。

妊活・不妊治療中の方が来院する際のポイント

カウンセリングの際は、以下の情報をあらかじめ担当医にお伝えいただくとスムーズです。

  • 妊活の開始時期の目安(「〇ヶ月後を目標にしている」など)
  • 不妊治療を受けている場合は、現在の治療フェーズ(採卵前・移植待機中など)
  • 服用中の薬がある場合は、その種類(薬剤名が分かる場合)

これらをお伝えいただくことで、手術時期の調整がより的確に行えます。

料金について

詳しい料金は料金ページをご確認ください。

関連する施術についても相談できます


あなたの状況に合わせてご覧ください――婦人科形成シリーズの案内

婦人科形成シリーズでは、ライフステージ別に記事を用意しています。


よくある質問

Q1. 未成年でも手術を受けられますか?

受けていただけます。17歳以下の方はカウンセリング段階から親権者(親または法定代理人)の方の同伴が必要で、施術にあたっては親権者の同意書も必要となります。2022年の民法改正により18歳以上は法律上成年ですが、大切な決断ですのでご家族とのご相談をおすすめしています。


Q2. 月経中でも手術を受けられますか?

受けられます。タンポン等を使用することで対応可能です。月経周期に関する詳細は担当医にご相談ください。


Q3. 妊娠中に手術を受けることはできますか?

当院では、妊娠中のお手術はお受けしていません。骨盤周囲の血流増加・ホルモン変化による組織の腫脹・創傷治癒への影響があるためです。詳しくはこの記事の「妊娠中に小陰唇縮小を受けられない医学的な理由」をご参照ください。


Q4. 授乳中でも手術を受けられますか?

授乳中は、麻酔・処方薬の母乳への影響をカウンセリングで確認した上で対応します。詳細は担当医にご相談ください。


Q5. 小陰唇縮小手術を受けた後、妊娠・出産はできますか?

小陰唇縮小は外性器のみを対象とした手術です。子宮・卵巣・膣内部には影響しません。術後も妊娠・出産が可能な手術ですが、詳細については担当医にご確認ください。


Q6. 妊娠を希望していますが、いつごろ手術を受けるとよいですか?

術後の傷が落ち着く目安は約3ヶ月です。妊活を本格的に始めるご予定がある方は、その3ヶ月以上前を目安にカウンセリングを受けることが多いです(個人差があります)。産後に受ける選択肢も同様に有効です。担当医とのカウンセリングで、ライフプランをお聞かせください。


Q7. 手術後はすぐに妊活(性行為)を再開できますか?

挿入を伴う性行為は、術後約1ヶ月から徐々に再開可能です。ただし、傷の状態には個人差があります。妊活スケジュールがある方は担当医にご相談ください。


Q8. 不妊治療中でも手術を受けられますか?

基本的にお受けいただけます。 ただし、カウンセリング時に「不妊治療中である旨」と「現在の治療フェーズ(採卵前/移植周期中/休薬期間中など)」を必ず担当医にご申告ください。処方薬・麻酔との相互作用の確認、採卵・移植スケジュールとの調整のために事前情報が必要です。また、術後約1ヶ月は性行為の休止が必要となりますので、この期間が採精・胚移植スケジュールと重ならないようご注意ください。不妊治療の主治医にも「小陰唇縮小を検討している」旨をお伝えいただくことをおすすめします。


Q9. 産後に小陰唇が変化した場合、手術をやり直す必要がありますか?

経膣分娩によって小陰唇の形が変化するケースがあります。ただし「必ず変化する」「再手術が必要」ということではありません。変化の程度によっては、産後に改めて担当医にご相談いただくことが適切な場合もあります。産後の変化についても当院でご相談をお受けしています。


Q10. 女性医師に診てもらうことはできますか?

当院では女性医師(田中里佳医師 / AI Beauty Clinic 医師・美容外科医)の指名が可能です。婦人科形成のオンラインカウンセリングは実施しておりません。対面またはLINEにてご相談ください。


産後まで待つ選択肢も、妊娠前に手術を受ける選択肢も、どちらもあり得ます。まずは担当医とのカウンセリングで、あなたのライフプランに合ったタイミングをご相談ください。

女性医師(田中里佳医師)の指名も承ります。
対面カウンセリングまたはLINE相談にて受け付けています。オンラインカウンセリングは実施していません。


共同監修


尾崎 宥文(おざき ひろふみ)

役職:AI Beauty Clinic 院長 / 専門:美容外科・美容皮膚科

経歴:京都大学医学部医学科卒業 → 日本赤十字社医療センター → 東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンター → AI Beauty Clinic 院長


田中 里佳(たなか さとか)

役職:AI Beauty Clinic 医師 / 専門:美容外科・美容皮膚科(形成外科出身)

経歴:滋賀医科大学医学部卒業 → 練馬総合病院 → 慶應義塾大学病院 形成外科 → AI Beauty Clinic 医師


本記事は AI Beauty Clinic 院長・尾崎宥文(美容外科医)と田中里佳医師(美容外科医)の共同監修のもとに作成しています。掲載内容は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。症状に不安がある場合は担当医にご相談ください。

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