ブログ
ブログ
共同監修:尾崎 宥文(AI Beauty Clinic 院長 / 美容外科医)・田中 里佳(AI Beauty Clinic 医師 / 美容外科医)
尾崎 宥文:京都大学医学部医学科卒業。日本赤十字社医療センター、東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンターを経て、AI Beauty Clinic 院長に就任。美容外科・美容皮膚科を専門とする。
田中 里佳:滋賀医科大学医学部卒業。練馬総合病院、慶應義塾大学病院 形成外科を経て美容医療に従事。AI Beauty Clinic 医師。美容外科・美容皮膚科を専門とする。
小陰唇縮小は、未成年の方でも受けていただけます。17歳以下の方はカウンセリング段階から親権者(親または法定代理人)の方の同伴が必要です(施術には親権者の同意書も必要)。2022年の民法改正により成年年齢が18歳に引き下げられたため、18歳以上の方は法律上は単独でご相談・ご契約が可能ですが、大切な決断ですのでご家族とのご相談をおすすめしています。
思春期はまだ身体が変化する時期です。まずはカウンセリングで情報を集め、焦らずにご検討ください。自分の身体の個性を知り、受け入れることも大切な視点のひとつです。
小陰唇(しょういんしん:外陰部の内側にある薄い皮膚のひだ)の大きさや形が気になり始めるのは、思春期から20代前半にかけてが多い傾向にあります。その「きっかけ」は、日常のさまざまな場面から生まれます。
学校生活の中で、小陰唇の形や大きさが気になる場面としてよく聞かれるのは次のようなシーンです。
こうした場面は、日常のなかで自然と「気になる」という感覚が芽生えるきっかけになります。
スマートフォンが普及した現在、SNSや動画サイトを通じて見た情報が気になりのきっかけになることもあります。しかし、SNSに出てくる情報や画像は、特定の状態を「標準」として見せがちです。実際には、小陰唇の形・大きさには非常に大きな個人差があります。産婦人科の医学的な見地では、「異常」と定義できる明確な基準は存在しません。ほとんどの方は正常範囲の中にいます。
「自分だけがおかしいのかもしれない」と感じている方も、その不安はごく自然なものです。しかし、それは多くの場合、情報の偏りからくる誤解であることが少なくありません。
自分の小陰唇の状態が気になる場合は、まずセルフチェックで情報を整理することもひとつの方法です。
小陰唇のセルフチェックと受診目安
思春期に小陰唇が気になり始めた場合、「まだ身体が変化する時期に手術して大丈夫か」という不安を持つ方は多くいます。この点は医学的にとても重要な観点であり、正確に理解しておくことが大切です。
小陰唇は子どものころは小さく、二次性徴(にじせいちょう:思春期にホルモンの影響で体が変化するプロセス)が始まる8〜9歳以降から徐々に形・大きさが変わっていきます。10代のあいだはホルモンバランスが大きく変動するため、形状変化が起きやすい時期です。
また、小陰唇の形や大きさは生まれつきの遺伝的要因が大きく関係しています。「正常値」や「標準サイズ」は医学的に定義されておらず、個人差の幅はとても広いです。大陰唇(だいいんしん:外側の皮膚のひだ)からはみ出していても、それ自体が「異常」を意味するわけではありません。
10代のあいだは、現在の小陰唇の形や大きさが成長後も変わらずに続くとは限りません。成長が安定する時期には個人差がありますが、思春期のホルモン変動が落ち着いた後に、形状が変化するケースもあります。
このため、「成長が安定してから改めて検討する」という選択肢は、十分に合理的な判断です。焦って決める必要はありません。
思春期は自分の身体と向き合う大切な時期でもあります。他の人と比べて生まれる不安は自然な感情ですが、身体の個性を一つの自分らしさとして受け入れていく視点も、大切にしていただきたいと考えています。手術の検討と並行して、自分の身体との付き合い方を丁寧に考えることも、長い目で見て意味があることです。
悩みの内容によって、受診を急ぐかどうかの判断が変わります。
審美的な悩みが中心の場合(見た目が気になる)
機能的な支障がない場合は、身体の成長が落ち着いてから改めて検討するという選択肢があります。情報収集から始め、焦らずに時間をかけて考えることをお勧めします。
機能的な悩みがある場合(日常生活に支障が出ている)
運動時の擦れ・衣類との摩擦による痛み・衛生面の不快感など、日常生活に具体的な影響が出ている場合は、受診を検討する価値があります。機能的な悩みは年齢を問わず相談できる内容です。
どちらの場合も「まずカウンセリングで話を聞く」だけで終わっても構いません。その場で施術を決める必要はありません。
「未成年は手術できないのか」「18歳は親の同意が必要か」という疑問に、法律的な観点から正確にお答えします。
2022年4月1日に施行された改正民法により、日本における成年年齢(おとなとして法律上の権利・義務を持つ年齢)が、従来の20歳から18歳に引き下げられました。
これにより、18歳・19歳の方は法律上「成年」です。単独で医療契約を締結できます。「20歳未満は未成年」という情報は、2022年以降は誤りですので注意してください。
詳しくは法務省の成年年齢引き下げに関する解説ページをご参照ください。
17歳以下の方が小陰唇縮小の施術を受けるには、親権者(親または法定代理人)の同意が必要です。デリケートな部位の手術であり、ご本人とご家族とで十分に納得していただいたうえで進めることを当院は大切にしています。
また、当院ではカウンセリングの段階から親権者の方のご同伴をお願いしています。施術の内容・リスク・費用・術後の生活への影響などをご本人と親権者の方が同じ場で確認できることが、後の意思決定の質を高めます。施術当日も親権者の方の同伴が可能です。
18歳・19歳の方は、法律上は成年です。親権者の同意書なしに医療契約を締結できます。高校在学中であっても、18歳であれば法的には単独受診・単独契約が可能です。
なお、クリニックによっては独自の運用として20歳未満の方に保護者同意を求める場合があります。当院の方針については、次のセクションでご確認ください。
法律情報は一般的な解説です。個別の状況については、担当医またはカウンセリング担当者にご確認ください。
| 年齢 | 法律上の区分 | 親権者同意書 | 単独受診 | カウンセリング同伴 |
|---|---|---|---|---|
| 17歳以下 | 民法上の未成年 | 必須 | 不可 | 必須(当院では親権者の同伴をお願いしています) |
| 18〜19歳(高校在学中) | 法律上は成年 | 不要 | 可 | 同伴を推奨(任意) |
| 18〜19歳(大学生・社会人) | 法律上は成年 | 不要 | 可 | 任意 |
※ 17歳以下の方のカウンセリング段階での親権者同伴は当院の方針としてお願いしています。18歳・19歳の方は法律上は成年ですが、大切な決断ですのでご家族と相談のうえでのご検討をおすすめしています。
当院では、未成年の方の施術に対応しています。手続き・女性医師の指名・カウンセリングの流れについて、来院前の不安を一つひとつ解消します。
17歳以下の方が施術を受ける場合、以下の手順になります。
カウンセリングの場では、施術を急かすことは一切ありません。情報を整理するだけのご来院も歓迎しています。
当院では、小陰唇縮小の術式として縁切除法(えんせつじょほう)を採用しています。ウェッジ法(楔型切除法)は当院では行っていません。術式の詳細は、専用の解説記事でご確認ください。
術式比較(縁切除法・ウェッジ法の違い)はこちら
詳しい料金は料金ページをご確認ください。
まずはカウンセリングだけでも、お気軽にご相談ください。女性医師(田中里佳医師)へのご指名も承っております。
デリケートな部位の診察・施術に、女性医師に診てもらいたいという気持ちは当然のことです。当院では、美容外科医・田中里佳医師へのご指名が可能です。
はじめての受診で女性医師を希望される場合は、ご予約の際にその旨をお伝えください。17歳以下の方が親権者の方とご来院される場合も、同じようにお申し出いただけます。
初めて来院される方に向けて、流れをわかりやすく整理します。
保護者の方が同伴されるカウンセリングも歓迎しています。「この日に決めなくてよい」「何度でも来ていい」という場所として、ご活用ください。なお、当院では婦人科形成のオンラインカウンセリングは承っておりません。対面でのカウンセリングにてご対応いたします。
機能的な悩み(日常生活に影響が出ている場合)がある方は、年齢を問わず受診を検討する価値があります。審美的な悩みとは別に整理して考えることが大切です。
以下のような場面で不快感や痛みがある場合は、医師に相談するひとつの目安になります。
これらは「審美的な悩み」とは異なり、生活の質に直接影響するものです。機能的な支障がある場合は、「成長を待つ」だけでなく、専門家に相談するという選択肢も持っておきましょう。
見た目への気になりが主で、日常生活への機能的な支障がない場合は、身体の成長が落ち着いてから改めて検討することもできます。思春期のあいだは身体が変化する時期であり、今の状態が成長後も続くかどうかはわかりません。「急がなくてもよい」という選択肢があることを、知っておいてください。
自分の状態をもう少し詳しく確認したい方は、セルフチェックの記事も参考にしてください。
小陰唇のセルフチェックと受診目安
娘さんから小陰唇への悩みを打ち明けられた保護者の方、またはその様子に気づいた方へ向けて、医師の視点からお伝えします。
デリケートな身体の悩みを親に打ち明けるのは、子どもにとって大きな勇気が必要です。「大げさ」「気にしすぎ」と否定するのではなく、まず「話してくれてよかった」と受け止める姿勢が、信頼関係の基本になります。
手術が必ずしも必要とは限りません。医師がカウンセリングで確認した上で「経過観察でよい」と判断することも少なくありません。まずはクリニックでの相談を「情報収集の場」として利用することをお勧めします。
17歳以下の方のカウンセリングには、親権者の方の同伴が必要です。18歳以上の方も、ご家族と一緒のご来院を歓迎しています。カウンセリング当日に施術を決める必要は一切ありません。「話を聞くだけ」のご参加で構いません。
医師は娘さんの状態を直接確認し、手術が必要かどうかも含めた判断を丁寧にお伝えします。保護者の方からのご質問・ご不安についても同席のうえでお答えします。
思春期の子どもたちはSNSや動画サイトで多くの情報を目にしています。その中には、特定の状態を「標準」に見せるような情報も含まれています。小陰唇の形・大きさには非常に大きな個人差があり、医学的な「異常」の基準は存在しません。SNSを通じて自分の身体への不安が強まっているケースは、情報の偏りが影響している可能性があります。
「手術すれば解決する」という単純な図式ではなく、娘さんが自分の身体と向き合いながら、必要であれば医師のサポートを得るという選択ができる環境づくりをご一緒に考えましょう。急かすのではなく、本人が十分に納得してから決断できる環境が大切です。
高校生の方で「親に言いにくい」と感じている方も多いと思います。伝えるためのヒントをいくつか紹介します。
機能的な悩みを中心に伝える
「見た目が嫌だ」よりも「体育の時間に擦れて痛い」「タンポンを使うときに困っている」という機能的な悩みは、保護者にとっても受け入れやすい内容です。まずは日常的な不快感から話し始めることで、会話のハードルが下がります。
一緒に情報を調べることを提案する
「一人でクリニックに行きたい」と言うよりも、「一緒に情報を調べてみてほしい」と提案するほうが、保護者も参加しやすくなります。この記事のような情報を一緒に読むことも、話のきっかけになります。
LINEや手紙で伝えることも一つの方法
面と向かって話しにくい場合は、LINEのメッセージや手紙で気持ちを伝えるのも有効な方法です。「口では言いにくいけれど、ずっと気になっていることがある」という一言から始めると、相手も丁寧に受け取ってくれることが多いです。
受けていただけます。17歳以下の方は、親権者(親または後見人)の同意書が必要です。2022年の民法改正により18歳以上の方は成年となりますので、親権者の同意書なしに単独でご受診・ご契約が可能です。当院では未成年の方の施術に対応しています。
受けていただけます。タンポン等を使用して対応します。月経周期に配慮したスケジュール調整についてはカウンセリングでご相談ください。
妊娠中の施術は行っておりません。
授乳中の方でも受けていただける場合があります。麻酔・処方薬が授乳に与える影響については、個別にカウンセリングでご確認ください。
17歳以下の方のカウンセリングには、親権者(親または法定代理人)の方の同伴が必要です。施術にあたっては親権者の同意書も必要となります。デリケートな部位の手術であり、ご本人とご家族とで十分に納得のうえで意思決定いただくことを大切にしています。ご予約時に未成年である旨をお伝えください。
2022年の民法改正により、18歳は法律上の成年です。親権者の同意書は法律上不要で、単独で医療契約・施術を受けることができます。ただし、大切な決断ですので、ご家族とも相談のうえでご検討ください。
思春期は小陰唇の形・大きさが変化しやすい時期です。成長が落ち着いてから検討するという選択肢もあります。施術後に成長による変化が生じる可能性については、カウンセリングで担当医に直接ご相談ください。個人差がありますので、断定的なお答えは難しい部分があります。
可能です。美容外科医・田中里佳医師へのご指名ができます。ご予約の際にその旨をお伝えください。
詳しい料金は料金ページをご確認ください。記事内での具体的な金額の掲載は行っておりません。
焦らず、ゆっくり検討してください。保護者の方とご一緒のカウンセリングも歓迎しております。
オンラインカウンセリングは承っておりません。対面でのカウンセリングにてご対応いたします。
本記事は AI Beauty Clinic 院長・尾崎宥文(美容外科医)と田中里佳医師(美容外科医)の共同監修のもとに作成しています。掲載内容は情報提供を目的としており、個別の診断・治療を保証するものではありません。症状に不安がある場合は担当医にご相談ください。